診療案内
歯周治療として歯の支持組織、例えば歯茎、歯根膜または骨のケアを行います。
歯周の健康は患者様の全般的な健康維持のために最も重要な要因となります。歯茎から出血あるいは腫れや赤みがある、もしくは口臭が気になるなどの場合は注意してください。これは歯周病、すなわち治療しなければ歯を失ってしまうような深刻な細菌感染を警告するサインかも知れません。
歯茎の健康維持を通じて骨組織全体が保たれ、その結果歯周の美しさを取り戻すことができるでしょう。
歯内治療とは歯の内側をケアする診療です。歯髄、歯の内側で神経の末端や血液の流れがある部分であり、生きた歯の部分の治療です。
歯内治療では炎症、感染または生命力を失った歯髄を取り除きます。歯髄を除去した後は神経や血流路が除菌および洗浄されて詰め物が充填されます。密封された歯は次の段階である審美ケアや義歯などへの準備が整います。
この治療には何回通院する必要がありますか?
当医院では一度の通院で完了するような最新の治療を行いますが、症状によっては数回の通院が必要になる場合があります。
治療は痛みますか?
治療に伴う歯髄の痛みは過去のものです。現在の歯内治療は無痛で行われるだけでなく、しばしば治療の前に痛む箇所を和らげます。
もし歯髄のケアをしなければどうなりますか?
かなり激しい痛み、炎症、腫れが起き、さらには歯を失うこともあります。
審美歯科では美の基準や理想的な笑顔はどのようなものかを解剖学的に研究しています。自然な健康、バランス、調和という観点から外見的な笑顔がより美しくなるように、歯科の異なる専門分野の技術を使って行う一連のケアのことです。
今日では外見が良いということは、パーソナルブランディング、自尊心の向上、社会生活、親交や職業生活という観点から非常に重要なのです。
歯列矯正とは歯並びや顔の骨格を診察し、治療および予防を行う歯科の専門分野です。昔は歯列矯正と言えば子供向けのものでしたが、今では年齢の上限はありません。治療には取り外し可能あるいは固定での器具を使用します。
歯並びが良くなることで呼吸、発声が改善し、関節障害を防ぎ、見た目も美しくさらには虫歯、歯内炎や歯周病の予防にも寄与し口内の健康維持に役立ちます。
歯のインプラントとはチタン製のネジのような形をした人工歯根を歯が失われた場所に埋め込むことです。インプラントにより本物の歯と見た目も機能もそっくりな義歯を支えることができます。インプラント治療は全部、一部あるいはひとつの歯の欠損を補うために行われます。
- インプラント治療を行うことのできる年齢の下限あるいは上限はありますか?
年齢によってインプラント治療ができなくなるような制限はありません。インプラントは若い患者様やお年を召した方のいずれも行うことができます。インプラント治療を実施する上で最も重要なのは手術および補綴(義歯)の計画です。
インプラントを行うのは大変でしょうか?
いいえ。手術プロセスの大きな進歩により非常にシンプルでかつ非侵襲的(ドリル器具などを使用しない)であり、当院で局所麻酔を行って実施されます。
手術から約4か月(下顎)、約6か月(あご)が経過したら、インプラントに対し補綴(義歯)をかぶせることができます。これによって患者様は咀嚼の機能および見た目に大きなメリットを享受できます。
義歯は1本あるいはそれ以上の歯を失った場合、あるいは噛み合わせの高さが変わってしまったり審美上の問題が生じたりした場合に使われます。
適用される治療内容は次の通りです:
- 固定的な義歯
- 取り外し可能な義歯
- インプラントによる義歯
- 総義歯